秋川・草花エリア

八雲神社・小川湧水群・二宮神社のお池

小川湧水群秋留台地には年間平均約1,500mmの降水があり、そのうちの約半分は地下に浸透すると言われています。浸透した水は、水を通しやすい表土、立川ローム層、秋留礫層という段丘礫層を通過し、五日市砂礫層(上総層群)との不整合面に達します。五日市砂礫層は礫層の間に砂屑やシルト層を多く含んでいるため、水を通しにくい地層です。このため、浸透してきた水は上総層群の不整合上に溜まり、不整合面の傾斜に沿って流れ下り、段丘崖から湧水となって流れ出してきます。

前田耕地跡

前田耕地跡縄文草創期(12,000~9,000年前)の遺構を主とする遺跡で、当時の植物は食べ物の分析から、遺跡周辺には落葉広葉樹(ブナ・アラカシ・クヌギ・コナラなど)の卓越していた頃の遺跡とされています。
本遺跡の土器には、無紋土器から隆経紋・爪形紋・円孔紋・多縄紋などの諸形式の紋様が見られます。住居址が2遺構発見され、不整円形の竪穴式住居で、直径は約4mあります。出土した石器は、槍先形・尖頭器などです。
当時は秋川のサケ漁が盛んだったようで、80匹分のサケの顎歯が出土しています。

二宮考古館

二宮考古館秋留台地を中央に東西に流れる秋川、平井川の流域を中心に100箇所以上の遺跡が分布しています。これらの遺跡から出土したたくさんの土器や石器を展示しています。

草花の露頭 大荷田層

草花の露頭 大荷田層関東山地の麓には、多摩丘陵や加住丘陵、草花丘陵などが発達しますが、うち草花丘陵を作っている地層が大仁田礫層という地層で、古多摩川が運んだと考えられる礫によって構成されています。

白滝神社

白滝神社鎮座の年代は不明ですが、昔は不動明王と呼ばれていました。社伝によれば昔「白瀧の社」と唱えて、日本武尊の御霊跡として村民に厚く崇敬されていました。社名の白瀧は、境内に樹が繁茂し、一条の飛泉がかかって滝となっていることによります。この湧き水は、霊泉として村民に崇められてきました。